毎年、特訓と称して様々な練習を集中的にやっていたりしたけれど

今年は少し様子が違ってまして。

これまでの特訓はどちらかというとハード目なトレーニングばかり、

動画的にも見栄えが良い感じのものだったけど。

でも

本当に弱くて

ウイークポイントだったところって

そこじゃなくて

これだったということをこのライブ配信で語ることができたかなって。

ハード目なトレーニング。

一見キツそうでやりたくないようなものように見えるけど

逆を言えば

今まで耐えてやってこれてるからこそ

実は自分が得意な分野だったりする。

それよりも

本当に苦手だったり好きになれなかった練習にこそ

自分のウィークポイントが潜んでるのではないかと。

自分にとっての苦手や嫌いな練習は

ダブルスだったりミックスだったりチャリチャリだったり。

ほか、イレギュラーなフリー練習とかも含まれたり。

例えば…

全面の2対1や3対1、1対1でも相手だけ半面とかの条件付きとかもそう。

これまで1対1、全面シングルスでのことばかり。

それに輪をかけて自分のフィジカルに頼ったゲームばかりしていたので

全面シングルス以外でのゲーム形式練習になると途端に面白くなくなる。

勝ち方が見えない

戦術の柔軟性がない

以前の動画で全面チャリチャリをやったときに

勝ち方がわからず

思わず対戦相手や練習メンバーに

【どうやったら勝てるか教えて】

と答えを求めて苦笑いされたことも今では良い思い出(笑)

でもホント

昨年6月のパラバドミントンで大濱さんに誘ってもらって出場した車いすでのダブルス。

プレーしながら大濱さんに色々と教えてもらいながら

そして優勝したこの大会がターニングポイント、マインドが変わった局面だったなって。

ここから

車いすだけでなくこれまで苦手だったダブルスもチャリチャリも徐々に好きになっていってる。

そして極めつけが以前の動画での全面チャリチャリ。

これで一気に目が覚めた感じがした。

そんな時を経て最近思うのは

【土居さん動けますね！】

というこれまでの自分の評価から

【土居さんのラリー上手いですね！】

と言われるようになりたいなと。

一発でノータッチを奪うようなラリーではなく

ラリーをやってやって徐々に相手を崩し【おおっ！】っと周囲が唸るようなノータッチやミスを誘うラリー。

次回のパラバドミントンゲーム動画では１つ２つそんなラリーがあったのでぜひ見てみてください!

今年の土居の特訓はこんな感じで

シングルス以外の実戦練習からシングルスの戦術へ落とし込む。

もちろんシングルスでの実践練習やゲームでも同じように思慮深く練習していき

今年1年を棒に振ってもいいやくらいのノリで

思い切ってこれまでのバドミントンへの考え方・取り組み方を振りほどき

さらに成長していく自分のプレーを見出し

結果的に大きく前進していきたいと思ってます。